MRM法開発

MRM法開発 受託サービス

LC-MS/MSを用いた分析法の開発を行っています。

開発例1. 短鎖脂肪酸測定

開発例2. NAD及びSAM関連物質

1. 短鎖脂肪酸測定

測定対象化合物

酢酸、プロピオン酸、酪酸、3–OH酪酸(β位)

概要・特徴

短鎖脂肪酸は、食品からの摂取に加え、腸内細菌による食物繊維等の発酵分解からも生成されます。

生体内の短鎖脂肪酸は生命活動のエネルギー源だけでなく、免疫、血圧、グルコースや脂質の代謝に関する調節因子としても報告されています。

短鎖脂肪酸と関連が深い疾患として、クローン病や潰瘍性大腸炎などの炎症性腸疾患が挙げられます。

測定機器

トリプル四重極型質量分析計LCMS-8050(株式会社島津製作所)

測定例

ヒト尿中短鎖脂肪酸測定例

測定サンプル

検体種類:血清血漿・尿・便(腸内容物)

対象種:ヒト・マウス(ラット)

サンプル調製

必要量:血清血漿・尿 300 µL、便(腸内容物) 10 mg~1 g程度

検体送付方法:冷凍(ドライアイス同梱)

納品物

最終報告書(製本)

電子データ(測定値を電子記録媒体に保存したもの)

納期

ご依頼されたサンプル数・材料などにより異なります。お問い合わせください。

価格

ご依頼されたサンプル数・材料などにより異なります。お問い合わせください。

注意事項

本サービスは研究目的での使用に限ります。

感染性の高いサンプルはお受けできない場合がございます。あらかじめお知らせください。

2. NAD及びSAM関連物質

測定対象化合物

ニコチンアミド(NAM)

ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド(NAD)

ニコチンアミドモノヌクレオチド(NMN)

N1-メチルニコチンアミド(MNA)

S-アデノシルメチオニン(SAM)

S-アデノシル-L-ホモシステイン(SAH)

グリシン(GLY)

サルコシン(N-メチルグリシン(NMG))

スペルミン(SPM)

スペルミジン(SPD)

概要・特徴

ビタミンB群の一つであるNAMは、NAD生合成サルベージ経路の律速酵素であるNicotinamide phosphoribosyltransferase (NAMPT)によりNMNに変換され、さらにNMNはNicotinamide mononucleotide adenylyltransferase (NMNAT)によりNADに変換されます。NADはSIRT1の補酵素でありSIRT1を活性化させます。また、NAMはNicotinamide N-methyltransferase (NNMT)によりMNAに変換されます。

SAMは様々な化合物にメチル基を供与する役割を担います。例えば、メチル基との反応によりGLYはNMGへ、SPDはSPMへ、NAMはMNAに変換されます。その際、脱メチル化したSAMはSAHに変換します。

これら一連の化合物及び関連する代謝酵素は、糖尿病・認知症・がん・動脈硬化及びうつ病等の老化関連疾患への関与が報告されており、バイオマーカーとしてだけではなく、創薬のターゲットとしても注目されています。

測定機器

トリプル四重極型質量分析計LCMS-8050(株式会社島津製作所)

測定例

ラット肝臓中NAD・NAM・NMN・MNA測定例

測定サンプル

検体種類:血漿血清・尿・肝組織

対象種:ヒト・マウス(ラット)

サンプル調製

必要量:血漿血清・尿 100~500 µL、肝組織 20~200 mg

検体送付方法:冷凍(ドライアイス同梱)

納品物

最終報告書(製本)

電子データ(測定値を電子記録媒体に保存したもの)

納期

ご依頼されたサンプル数・材料などにより異なります。お問い合わせください。

価格

ご依頼されたサンプル数・材料などにより異なります。お問い合わせください。

注意事項

本サービスは研究目的での使用に限ります。

感染性の高いサンプルはお受けできない場合がございます。あらかじめお知らせください。

問合せ

リーフレット

NAD及びSAM関連物質(874.35 KB)

短鎖脂肪酸(650.37 KB)