設備について

保有機器

マイクロプレートリーダー

Meso Quick Plex SQ 120(Meso Scale Discovery社)

電気化学発光法(Electrochemiluminescence:ECL)を原理とした測定システムです。バックグラウンドシグナルが極めて低く、励起サイクルを繰り返すことでシグナルを増幅できるため、優れた検出感度を有しています。さらに、96ウェルプレートの各ウェルには複数の抗体がスポット状に固定化されており、1サンプル中の複数のバイオマーカーを同時に定量解析することが可能です。

 

Varioskan™ LUX(Thermo Scientific社)

多様なニーズを持つライフサイエンス研究者向けに設計されたマルチモードマイクロプレートリーダーです。吸光度、蛍光、発光、AlphaScreen、時間分解蛍光など、幅広い測定に対応しています。また、自動ダイナミックレンジ選択機能により測定設定を簡素化するとともに、スマートセーフティコントロールによって操作性を向上させ、測定ミスの低減に寄与します。

 

VersaMax(Molecular Devices社)

Molecular Devices社が提供するマイクロプレートリーダーです。独自のシーケンシャル照射機構を採用した高精度な光学系により、クロストークや迷光を抑制し、高い測定精度を実現しています。特に吸光度測定において、優れた再現性と信頼性を発揮します。

LC-MS

ACQUITY Premier システム(Waters社)

ACQUITY Premier システムは、ACQUITY UPLC PLUSシリーズの高い信頼性と堅牢性を基盤とし、クロマトグラフィー性能、ラボ運用効率、および分析リスク管理のさらなる向上を実現したUPLCシステムです。

MaxPeak High Performance Surfaces(HPS)テクノロジーの採用により、金属表面への非特異的吸着を抑制し、特に金属親和性の高い化合物の回収率および検出感度を向上させます。これにより、分析対象の検出漏れリスクを低減することが可能です。本技術は、生体由来試料に含まれる代謝物やタンパク質の解析において、再現性およびデータ品質の向上に寄与します。

 

SCIEX QTRAP®6500 システム(株式会社エービー・サイエックス)

QTRAP®6500 システムは、高速・高感度分析を実現するLC-MS/MSプラットフォームです。複雑なマトリクスを含む試料においても高い選択性と感度を維持し、幅広い化合物の定量分析に対応します。高速な極性切替およびQ1–Q3トランジション切替により、クロマトグラフィー時間の短縮と高スループット化を実現しています。さらにQTRAP機能により、MRMによる高精度な定量と、トラップ型スキャンによる構造情報取得を単一インジェクションで同時に行うことが可能です。

iMPAQT法においては、この高速切替性能を最大限活用し、Scheduled MRMによる高密度測定(最大約2500トランジション/時間)を実施することで、多成分の同時定量を高効率に実現しています。

 

トリプル四重極型質量分析計 LCMS-8050(株式会社島津製作所)

画像は株式会社島津製作所HPより引用

LCMS-8050は、高速スキャン性能により、MRM測定とフルスキャン測定を同時に実施しても定量精度を維持できるシステムです。正・負イオンの高速極性切替(5 msec)に対応しており、極性切替によるデータ取得ロスを最小限に抑えます。このため、UHPLCによる数秒幅の狭ピークに対しても十分なデータポイント数を確保することが可能です。これにより、高感度かつ高スループットな多成分分析を効率的に実現します。