概 要
プロテオミクスとは、サンプル中に存在するタンパク質全体(プロテオーム)を包括的に解析する技術です。通常、サンプルをトリプシンで消化し、生成されたペプチドを質量分析計 (MS)で読み取ることで解析します。
プロテオーム解析には、特定のタンパク質(代謝、免疫パスウェイ等)を高感度に分析する「ターゲットプロテオーム解析」と、ターゲットを絞らず広範に分析する「ノンターゲットプロテオーム解析」の二つのアプローチがあります。これらのアプローチは、それぞれ使用するMSや検出方法、得られるデータの特徴が異なります (下図参照)。
プロテオミクス受託サービス
KPSLから受託可能なプロテオーム解析メニューです。各技術の詳細は以下のリンクをご覧ください。
ターゲットプロテオーム解析 (MRM法でのプロテオーム解析)
・iMPAQT Version 2 (NEW!)
ノンターゲットプロテオーム解析 (DIA法によるプロテオーム解析)